Webプログラマーには絶対に取っておかなければならない資格はありませんが、取っておくと役に立つ資格はあります。それは何かというと、基本情報技術者試験やWEBクリエイター能力認定試験です。基本情報技術者試験は情報技術の基礎的な部分を問う問題が出題され、経済産業省が主催する国家資格のレベル2に該当します。WEBクリエイター能力認定試験は、WEBサイトを作る上で必要な知識を認定する試験です。試験の内容はスタンダードとエキスパートの二つに分かれています。WEB制作が未経験であれば、スタンダードから受けるのが最適です。
ほかにもWebプログラマーの初心者が取得すると役立つ資格に、PHP技術者認定試験やC言語プログラミング能力認定試験があります。PHP技術者認定試験はデータベースを活用する際に必要なPHPの基本的な知識を認定する試験です。PHP技術者認定試験には基本的な知識が問われる初級試験以外にプログラミングのテクニックがあるか認定する上級試験があります。C言語プログラミング能力認定試験は、プログラムを完成させる能力を測定する試験です。試験は3級から1級まであり、3級はC言語の概念を理解し簡単なプログラムが書けるレベルであれば合格することができます。
このようにWebプログラマーがとっておくと役に立つ資格を取得しておくことは有効ですが、Webプログラマーに必要なスキルは基本的にプログラミング言語を理解していること、日々進化するIT技術を学び続ける意欲、チームで仕事を進めるためのコミュニケーション能力です。これらのスキルを身につけることも忘れないようにしましょう。