プログラマーにとって仕事に対するモチベーションを維持するのは重要なことです。しばしば困難な部分が多くてやりがいを見失ってしまうこともあるのはプログラマーの特徴ですが、プロジェクトを成功に導く鍵を握っているのも事実でしょう。Webプログラマーの場合には特に切実な問題で、ITに詳しい人材がプロジェクトの中にはあまり多くないケースもあります。Web業界ではメンバーの半数以上がデザイン系の人材である場合も多く、特にWebサイトの構築を担っている現場ではその傾向が顕著です。その中でWebプログラマーが働く魅力は自分がプロジェクトに対して行ってきた貢献を成果物を見ることで実感できることでしょう。
Webプログラマーはあくまでプログラムを作成するのが仕事で、それ自体ははっきりと目に見えるものではありません。しかし、Web開発ではデザイナーやイラストレーターなどの見た目のプレゼンテーションを重視する専門家が協業することが多く、自分のプログラムを生かせるデザインを仕上げてくれます。逆にデザインに合わせて魅力をアピールできるプログラムを作り上げるとデザイナーからも喜ばれることになるでしょう。
そして、このような協力体制が整っていると相乗効果で美しい成果物ができあがり、その喜びを共有することもできます。ただ美しい成果物から自分の成し遂げたことの意義を実感できるだけでなく、協業の楽しさによって仕事に対するモチベーションも上げやすいのがWebプログラマーの魅力です。